工場の生産ライン変更や老朽化した設備の入れ替え時、担当者様が一番頭を悩ませるのは「複数の業者間のスケジュール調整」ではないでしょうか?
「解体業者の作業が遅れて、搬入業者が待機になってしまった」 「機械の設置は終わったが、配管業者が別発注で、稼働テストまでに時間が空いてしまった」 「それぞれの業者に見積もりを取り、現場説明を行うだけで数日潰れてしまう」
複数の業者をまたぐ工事では、こうした「待ち時間」や「連携ミス」によるトラブルがつきものです。特に定修(定期修理)期間などの限られた時間内での工事では、1つのミスが命取りになりかねません。
実は、これらの工程を「一貫対応(ワンストップ)」できる業者に依頼することで、コスト削減と工期短縮、そして担当者様の業務負担を劇的に減らすことが可能です。
今回は、栃木県足利市を拠点に全国のプラント工事・重量物工事を手掛ける「有限会社タテヌマテクノ」が、設備工事を一括発注するメリットについて解説します。
1. 「解体」から「据付・配管」まで。窓口一本化で工期短縮

通常、大規模な設備の入れ替えを行う場合、解体・基礎・運搬・据付・配管と、工程ごとに専門業者が分かれるケースが一般的です。しかし、タテヌマテクノであればこれらを一社で完結させることが可能です。
業者間の「魔の空白期間」をゼロにする
分離発注の最大のリスクは、業者と業者の間に発生する「アイドルタイム(待機時間)」です。 例えば、解体工事が予定より半日遅れただけで、翌日に入る予定だった重量屋さんが作業できず、再手配になってしまうケースがあります。また、逆に早く終わったとしても、次の業者が来るまでは現場が止まってしまいます。
一貫施工であれば、解体が早く終われば即座に基礎工事や搬入準備に取り掛かるなど、同じチーム内で柔軟に工程を詰めることができます。この「隙間のない施工」が、トータルでの工期短縮を実現します。
基礎工事・配管工事まで自社で対応
「重量屋さんは機械を置くだけ」「配管屋さんは繋ぐだけ」という業者が多い中、タテヌマテクノは周辺工事まで含めたトータルサポートを強みとしています。
- 基礎工事: 機械を設置するためのコンクリート基礎の施工
- 重量物工事: 大型機械・精密機械の搬入・据付・レベル出し
- 配管工事: 設置後のユーティリティ(水・エア・蒸気など)接続
これらを一括で依頼できるため、お客様は「タテヌマテクノ」という一つの窓口に連絡するだけで済み、膨大な調整業務から解放されます。
全国対応のフットワーク
当社は栃木県足利市に本社を構えていますが、首都圏を中心に全国各地での工事に対応しています。 「地方の工場だが、信頼できる業者が近くに見つからない」「複数の工場で同じクオリティの施工をしてほしい」といったご要望にも、機動力を持ってお応えします。
2. 現場での「想定外」に強い!その場での製缶・加工対応

プラントや工場の現場では、図面通りにいかない「想定外のトラブル」が多々発生します。そんな時こそ、タテヌマテクノの「技術力」が真価を発揮します。
「図面と違う!」現場トラブルへの即応力
古い工場などでは、既存の図面が現況と異なっていることが珍しくありません。 「搬入してみたら、既存の配管が干渉して機械が入らない」「床のレベル(水平)が狂っており、既製品の架台ではガタつく」といった問題が発生した際、単なる運送・据付業者では作業を中断せざるを得ません。
タテヌマテクノは、製缶品の製作や機械加工も行っているため、現場での修正対応が可能です。持ち帰ることなくその場で解決策を提示できるため、工期遅延のリスクを最小限に抑えられます。
スチール・ステンレスの溶接・加工技術
当社のスタッフは、重量物の扱いに長けているだけでなく、溶接や金属加工のプロフェッショナルでもあります。 特に食品工場や化学プラントで求められる「ステンレス加工」や、一般的な「スチール加工」など、材質を問わず現場に合わせた施工が可能です。
- 配管のルート変更に伴う溶接作業
- 現場に合わせた設備架台(ステージ)の製作・取付
- 安全柵や手すりの追加製作
これらを外注せずに自社スタッフで行える点が、多くのお客様に選ばれている理由です。
メンテナンス(定修)工事での強み
定期修理(定修)の現場では、蓋を開けてみて初めて「部品が破損していた」「補強が必要だった」と判明することがあります。 当社はメンテナンス工事の実績も豊富ですので、単なる設備の入れ替えだけでなく、製缶品の製作から現地取付まで、設備の維持管理に関わる業務も安心してお任せいただけます。
3. 責任の所在が明確。安全管理の品質が向上

複数の業者が入り乱れる現場では、指揮命令系統が複雑になりがちです。一社完結(ワンストップ)での施工は、安全管理の面でも大きなメリットがあります。
指揮系統の統一による安全性の確保
業者が異なれば、安全に対するルールや意識もバラバラになりがちです。連携不足による「ヒヤリハット」や、最悪の場合は事故につながるケースも否定できません。
一貫施工なら、当社の現場責任者の指示のもと、全員が統一された高い安全基準(KY活動:危険予知活動など)で動くことができます。「安全」「技術」「環境」を企業理念に掲げるタテヌマテクノが、責任を持って現場の安全を守ります。
丁寧な事前調査と近隣への配慮
解体工事や重量物の搬入出では、騒音や振動、車両の通行などで近隣への配慮が不可欠です。 当社では、工事前の事前調査を丁寧に行い、近隣の状況を把握した上で、最も安全で迷惑のかからない工法を提案します。
小規模な家屋からRC造・S造、プラント工場まであらゆる解体工事に対応してきた経験から、周辺環境への配慮も徹底しております。
「たらい回し」のない責任施工
トラブルが起きた際、「それは解体業者の責任だ」「いや、据付業者のミスだ」といった責任の押し付け合いは、発注者様にとって最も避けたい事態です。 解体から据付、試運転前の配管接続まで一貫して請け負うことで、責任の所在が明確になります。お客様は安心して、施工完了をお待ちいただけます。
関東エリア・全国のプラント設備工事はタテヌマテクノへ

工場の設備工事において、「どこに頼めばいいか分からない」「複数の業者を管理するのが大変」とお悩みの方は、ぜひ一度タテヌマテクノにご相談ください。
- 重量物工事(大型機械・精密機械の移設・運搬・据付)
- 解体工事(プラント設備・建屋・内装解体)
- メンテナンス工事(製缶・溶接・機械加工)
- 配管・基礎工事
これらをトータルでサポートし、安全かつスピーディーな施工をお約束します。 栃木県・北関東エリアはもちろん、首都圏から全国各地の現場へ対応可能です。現地調査・お見積りは随時承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

